仁淀ブルー通信編集部だより(60)

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この連載「仁淀川で湯めぐり旅」の編集後記では、「湯上りの一杯」を紹介していきます。仁淀川伊野温泉の一杯は、「ゆずジュース」。高知県東部、物部地方のおばあちゃんたち自慢の柚子でつくられた炭酸飲料で、そのやわらかな酸味が、湯上りの身体に染み渡っていきます。かんぽの宿伊野のレストランにて。仁淀川の展望も抜群ですよ。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(59)

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私が産湯をつかった茨城県の霞ケ浦は、明治時代から導入された内外の外来種が紛れ込み、外来種のルツボと化しています。水質の悪化や、堤防のかさ上げで岸の植物が消えたことも在来種が減った一因ですが、外来種の増加も大きな圧力です。
実際、釣り糸を垂れると、ハリにかかるのはほとんど外来種です。滋賀県の琵琶湖も同じ状況です。漁師さんの網に入るのも外来種が圧倒的で、本来の狙いである獲物は非常に少ない割合です。
外来種はやがて地域の生物多様性を支える存在になるというニューワールド論なんて、まやかしです。こういう説を曲学阿世(きょくがくあせい)といいます。


写真は、霞ヶ浦を席捲中のアメリカナマズ。

(仁淀川資源研究所所長 かくまつとむ)

仁淀ブルー通信編集部だより(58)

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今回は個人的な趣味でもある工場見学を満喫してまいりました。どの工場も味わいのある機械があり、その周りには職人さんがいて、生まれる製品には心が込められておりました。また、今回取材した工場は、水や木など地元にある自然のものを原料にしていて、お話をしているとどなたからも「地域に感謝。自然に感謝」という思いがひしひしと伝わってきました。本物のクラフトマンシップをここに感じます!

(仁淀ブルー通信編集部 高橋さよ)

仁淀ブルー通信編集部だより(57)

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日本の川をカヤックやカヌーで下っていくとき、たいていは下流に行くにしたがって気分は下降線。川はコンクリートに囲まれて不自然な直線になり、工場や市街地からの排水で流れは濁っていくため、多くの川では海へ着く前に川旅を終えることに。
全長が50㎞を越える日本の川で、海まで楽しく川下りできたのは、私の経験では仁淀川、熊野川(和歌山県)、歴舟川(北海道)ぐらい。このうち、熊野川はダムからの放水で濁ることが多いし、歴舟川は夏でも冷たいので泳いでも楽しくない……つまり仁淀川が日本一ですなあ。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(56)

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どれだけ素晴らしい自然に恵まれていても、それが日常になると、その幸運を忘れがちになるのは人の性なのでしょう。けれども、ちょっとした工夫や遊び心で日常が一変し、幸福感に包まれることを、『越知おいしいキャンプ・ウィーク』が教えてくれました。〈アウトドアでの一流フレンチ〉という非日常に心ときめく女性陣は、みな20代のように輝いていました。未経験で興味もなかったのに、会場に設置された人工壁に挑戦してボルダリング(フリークライミングの一種)にはまり、自分の新たな一面を見つけた人もたくさんいました。目の前の仁淀川やその支流にたくさんいる魚やカニやカメなのに、奥山英治さんと阿部夏丸さんが制作した『仁淀川移動水族館』に展示されると、子供も大人も目を輝かせてその姿に目を奪われていました。
何かの本(おそらく写真家・星野道夫さんの著作)に、こんな意味の一文があったことを僕は思い出しました。〈自然はただそこにあるだけで、語りかけてくることはない。そこに意味を見出すのは、人間なのだ〉

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

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