仁淀ブルー通信編集部だより(86)

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 今回インタビューした二人が暮らす佐川町黒岩地区。文京の町として古い街並みが残る佐川町の中心街とはがらりと風景は変わり、のどかな田園が広がっています。
 ここは柳瀬川の流域の盆地で、昼夜の寒暖差が大きく、それを利用してお茶などの栽培が盛んです。なかでも名物は新高梨。KOSUGE1-16の工房には年老いて伐採された新高梨の木が運び込まれていました。車田さんはそれを加工して、「梨の木で作った梨を入れるケース」という、ややこしくも美しいプロダクツを試作していました(本編の画像参照)。梨の木の肌って、とてもきめが細かくて美しいことを、私は初めて知りました。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(85)

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 夏のアユ釣りが風物詩になっている川は幾つもありますが、春のサツキマス釣りで有名になっている川はまだそれほどありません。さらに、漁協や行政が本気になってサツキマスが暮らす川つくりに取り組んでいる例は、ほぼないといっていいでしょう。
 今がチャンスなのかもしれません。
 私は釣りキチで芥川賞作家の言葉を思い出していました。
 「悠々として急げ(開高健)」
 ところで、今回登場してくれた松浦鮎人さんですが、この記事の前の配信からの新連載<川遊び人の独り言>を執筆していただいている松浦秀俊さんのご子息であります。釣りキチとは遺伝するのか伝染するのか、はたまた世襲制なのか(笑)。なんにせよ、すぐに家督を譲ってもよさそうな釣り名人の若者でありました。また登場するかも。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(84)

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みなさんこんにちは!
 仁淀ブルー通信の19回目に、編集長と新春釣りバカ対談でお話させていただいたご縁をきっかけに、今回から編集部員として参加させてもらいます松浦です。

 上の写真に写っている色白の可愛い男の子は、半世紀あまり前の私です。(ちなみに後ろに写っている色黒の可愛くない女の子は妹です。ゴメンナサイ)
 父が転勤族だった関係で、小学校の低学年を佐川町で過ごした私にとって家のすぐ裏を流れる仁淀川支流の春日川は、川遊びの入門道場でした。
 今は、コンクリートで固められて殺風景になってしまった春日川も当時は、岸辺は土手に囲まれ、川の中も瀬あり淵ありと変化に富んで、フナやハヤ(オイカワ)ばかりでなく、ウナギやナマズもたくさんいました。

 小学校に入ったばかりの私が初めて手にした竹竿で、フナを釣り上げた時の感動は、いまだに手の中に残っています。以来、年を重ねても、対象魚がアユやアメゴに変わっても、この時の感動を追い求めてせっせと川に通い続けています。

 この連載では、時には昔にタイムスリップし、県下の他の川にも視点を移しながら、私の半世紀あまりにおよぶ川遊びから見えてきた色々な風景をみなさんにお伝えしようと思っています。
 どうかよろしくお付き合いください。

(仁淀ブルー通信編集部員 松浦秀俊)

仁淀ブルー通信編集部だより(83)

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 東京時代、友人からもらった有精卵を自宅で孵して育てたニホンイシガメ2匹。それを飛行機に乗せて一緒に高知に移住してきたのが5年前。でも、3年前の真夏の昼下がり、空水槽に入れて日光浴をさせていて回収が遅れ、熱射病で2匹とも殺してしまう事故がありました。そのトラウマを振り切って連れ帰ったニホンイシガメでした。
 イシガメはカメの中では比較的人に慣れやすいので、前と同じように友達になれると信じていたのですが…。「野生」というのはそんな人間の安っぽい感傷を寄せ付けない厳しいものだったな、というのがカメを川に帰したあとの今の心境です。「今ごろどうしているかな」と、同じトラウマに悩んでいるうちの奥さんとふたりで思いをはせています。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(82)

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毛ばりに飛び出してきた大アメゴを、大格闘の末にランディング・ネットにすくって一息つき、足を水につけたまま水中から顔を出している大石に腰を下ろす。心臓の鼓動がおさまり、耳に届く沢音のボリュームが徐々に上がってくる。カジカガエルの「コロコロコロ」の鳴き声が「オミゴト、オミゴト、オミゴト」と聞こえてしまう(笑い)渓谷の昼下がり。目撃者のいない至福のひととき、と思いきや、ふわりと鼻をかすめるかすかな花の香。見上げると、小さな紫色の花をいっぱいにつけた花房が薫風に揺れて私を見下ろしている。「あれれ、見られていたのか」ってな感じですかね。仁淀ブルーの水薫るGWの仁淀川支流上八川の里は、そんなステキな時間が流れる桃源郷です。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

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