仁淀ブルー通信編集部だより(99)

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寺岡さんが移住した越知町は、その大部分が山また山の地域。
都会人が「なぜあんな不便な」と言いそうな山肌や尾根に集落と農地が点在しています。しかし今では過疎が進み、先人たちが手で石を積んで作った段々畑や棚田は、草木に覆われようとしています。それが時代というもの――ではありますが、人間賛歌の風景がまた一つ消えていくのは寂しいことです。
寺岡さんのように高知県の中山間地域で農業するというのは、「この景観が、人間の手と、筋肉と、頭脳だけで作られていった」という記憶を継承していくことでもあるのです。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(98)

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仁淀川町に住み始めて今年で11年め。健四郎(右)の歳と同じです。
最初の頃は車の運転が苦手で、特に細い山道は対向車が来たらどうしよ! と危なっかしいドライバーでした。今でも変わらぬ心配な腕前です(^^; それでも行ったことがない場所にも行ってみたい。車に乗るより、いっそのこと歩いたほうが安全やし「よっし!健四郎!一緒に探検しよっか!」と始まったロング散歩。おかげで色んな素敵な人や場所に出会うことができました。
中でも川辺のお散歩はお気に入りです。何と言っても水の透明度はピカ一ですから、ワンコはどこでもじゃぶじゃぶ入って給水&クールダウンできるので助かります。9月に入ったとはいえ、毛皮族にとってはまだまだ厳しい毎日が続きます。
人間も同じですね。皆さんも仁淀川へザブザブしにいらっしゃってください。

(仁淀川町観光協会 小野典子)

仁淀ブルー通信編集部だより(97)

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 ゆるキャラブームの昨今ですが、何かと手厳しい世の中において「ゆるっ」としているキャラクターたちを見ると、自然に笑顔になってワクワクできます。改めて、ゆるキャラって良いなぁと感じました。特に、仁淀川流域のゆるキャラは地元の人の愛情がたっぷり注がれていて、そうした背景も気持ちを和ませてくれるのかもしれませんね。仁淀川流域には、まだまだたくさんのゆるキャラが潜んでいますよ。マニアの皆さん、ぜひ探索しにきてください。

(仁淀ブルー通信編集部 カミオカミヤビ&高橋さよ)

仁淀ブルー通信編集部だより(96)

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 オイカワ釣りは一年中楽しめて、数を競う大会があるほど人気のある魚だ。
 私は、小学5年生の夏、生まれて初めて釣った魚がこのオイカワだった。
 始発の電車に乗って1時間半、都内から郊外の山間部へ釣り具一式を持って毎週のように出かけた。色のついたオイカワに出会ったのもその頃だ。あまりの美しさにビニールバケツの中にブクブクを入れて持ち帰った記憶がある。
 一日中釣りを楽しみ、帰りの電車で疲れて寝てしまい、電車の中でバケツをひっくり返して「ボク、魚が跳ねてるよ! 」と起こされた。慌てて次の駅で水を入れるけど魚が死んでしまうなんていうことがしょっちゅうあった。
 大人になった今でも川の宝石に会いに通い続けている。子供の頃に比べると、釣りも上手くなり、オイカワのこともよくわかっているのであたふたすることはなくなってはいるが、鮮やかな魚体を見ると今でも嬉しい。

奥山英治(日本野生生物研究所)

仁淀ブルー通信編集部だより(95)

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 夏のカヌーやラフティングといえば、実はアユ釣り師とのトラブルがつきもの。しかし、私の経験から言いますと、高知県下の清流で嫌な思いをしたことはありません。仁淀川については、1992年以来20回以上カヤックで下ってきましたが、一度も。
高知県外のあの川やこの川では、怒鳴られたり罵られたり、石を投げられたこともあるんですよね……。川を下る人と釣り師との良好な関係は、高知県人の美徳であり宝であります。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

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