仁淀ブルー通信編集部だより(267)

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 インターネットのおかげで田舎でも創作活動がしやすくなりました。作品を撮影してネットで発表すれば世界中の人に見てもらえます。しかし「手触りが伝えられない」と浅見さんは言います。彼の家具作りでは、木の質感、手触りの良さは絶対に譲れないのだそうです。今回の記事で彼の作品に興味を持った方は、ぜひ工房へ。付近の景色も素晴らしいですよ。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(266)

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 今回は宇佐湾に面するお宿「三陽荘」のレストラン「トッサ竜テラス」で一人新年会をしてきました。支配人の新見さんをはじめ、スタッフのみなさんが親切で一人でも楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
 ちなみに、三陽荘は温泉もすごく良いんですよね。庭園の設えと、まるで黄金色のようなお湯が相まって、なんともゴージャスな気分を満喫できます。新見さんによると春には桜の花見風呂も楽しめるとか(こちらの写真は春の写真。三陽荘さん提供です)。みなさん温泉も要チェックですよ!

(仁淀ブルー通信編集部員/高橋さよ)

仁淀ブルー通信編集部だより(265)

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 この日はこの冬一番の冷え込みで、山間部では雪の予報も出ていました。私自身、今回が初めての椿山で、その初めてが雪舞う姿になるのではと、前日からワクワクが止まりませんでした。山麓の町役場でメンバーと合流し、出発するとすぐに車一台がやっと通るような細い山道に入りました。40分ほど進むと、椿山唯一の住人中内さんと愛犬ラッシュの姿が見えました。道に散乱していた枝を片づけていたようです。私たちが着く直前まで雪が舞っていたという椿山は、所々に雪が残り神秘的な風景となっていました。この日は雪が舞ったり、キラキラした日差しになったりと、変わりやすい天候で、刻一刻と変わる椿山の風景に感動しっぱなしでした。

 今日はストーブに使うためのまきを切りに行くようです。皆伐した林へ行き、軽トラ2往復分の丸太を取ってきて、斧でまきにしていきました。中内さんが子供の頃「まきは米よりも大切」「米を切らしてもまきは切らすな」と教わっていたという話も聞きました。薪が山での生活でいかに大切なものなのかを痛感し、今日は少しでも役に立てるように頑張ろうと意気込みました。
 大学生はほぼ初めてのまき割りで、慣れない手つきで始めましたが、スパッと割れる感覚が徐々に快感になり、すっかりハマってしまいました。6人で1時間半程度まき割りをし、まき置き場が埋まるくらいたくさん用意できました。「これで少しの間まき割りをせずに済む。ありがとう。」と言ってくれ、「これでどれくらいの間持つんですか?」と聞くと、「1週間くらいかな」と当たり前のように回答が返ってきました。今日6人でやったこの量を、普段は1人でしなければならないのかと、山の暮らしの厳しさを肌で感じ、少し怖くなりました。

 その後も中内さんとお話を重ねる中で、隣の集落まで車で20分以上かかることや、お金を稼げる産業がないこと、道路の維持やごみ収集など行政コストも多くかかってしまうなど、話を聞けば聞くほど山での暮らしの厳しさというのを感じました。そして話を聞く中でいくつか疑問も抱き始めました。「なぜ中内さんはそんな厳しい山での生活を続けているのか」「そこまで多くの厳しさに耐えて限界集落を維持する意義がどこにあるのか」作業をしながら自分なりに考えてみたり、大学生同士で話をしてみたりしましたが、結局答えはわかりませんでした。どうしても気になり、帰る直前に中内さんに聞いてみました。「やっぱり、生まれ育った集落だから。」と昔の椿山の話をする中内さんは本当に楽しそうでした。試行錯誤をしながら暮らす椿山の暮らしを、心の底から楽しんでいるということがひしひしと伝わってきました。私たち大学生は、日々地方創生について学ぶ中で、地方創生というものを堅く考えてしまいがちです。しかし、そこでの生活を「楽しむ」ということが地方創生において本当に大切なことなのではないかと、中内さんの姿から学ぶことができました。

(高知大学地域協働学部2年/前田大我)

仁淀ブルー通信編集部だより(264)

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 まさか、高知に、こんなにたくさんおいしいスイーツ店があるとは!
 移住して約1年半の間に出会った名店の数々に、正直、とても驚きました(笑)。フルーツなど地元の素材が新鮮でおいしいことや、高知県民のおいしいものへの飽くなき探求心も、その理由でしょうか。これからも、リモートワークの強い味方「おいしいスイーツ」探しに、邁進してまいります!

(仁淀ブルー通信編集部員/佐久間寿弥子)

仁淀ブルー通信編集部だより(263)

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 今回は知る人ぞ知るカツオの名店、宮地鮮魚店さんをご紹介しました。カツオ=海の町というイメージがあるかもしれませんが、海に面していない町の鮮魚店もかなりレベルが高いです。むしろ、魚が近くにないからこそ、売る人も買う人もよりおいしい鮮魚への情熱が強いのかもしれません。
 ちなみに、宮地鮮魚店はウツボの惣菜も絶品です。特におすすめは特製のタレで味わうウツボのタタキ。こちらはじっくりと火を通すため薪の火で炙られています。食欲をかきたてる味わいのタレがクセになる逸品です。あぁ、書いていたらまた食べたくなりました。

(仁淀ブルー通信編集部員/高橋さよ)

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