仁淀ブルー通信編集部だより(138)

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子どもの頃のなによりの楽しみは、神社や山のところどころに残っている大木の穴を覗いて回ることだった。ムササビや、フクロウやアオバズク、それにまだ一般的ではなかったハクビシンなどを捕まえようと、手をかじられたこともなんどかあった。そのころから比べると、生き物が住めるような古木はずいぶんと少なくなってしまった。写真は、シイの巣穴から顔をのぞかせるオオコノハズク。他にも、コノハズク、ブッポウソウ、アカショウビン、モモンガなど大木に依存する生き物は、けっこう多くいる。

(野鳥写真家 和田剛一)

仁淀ブルー通信編集部だより(137)

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 20~30年ぐらい前のことですが、もはやわずかな存在になった清流を守ろうという気運が日本各地で高まっていて、私もカヌーイストとしてその活動に参加していました。結果、吉野川の河口堰計画(徳島県徳島市)や那賀川上流部のダム計画(徳島県旧木頭村)では建設中止に追い込めましたが、全国的には「清流を子孫に渡そう」派は連敗続きでした。
 そして思ったのが、この状況を変えるには、キャンプやカヌーなど、大自然を遊ぶ政治家が増えるしかないだろうな、でした。それには子供たちを自然大好き人間に仕立て上げて、その成長を待つしかないと。
 しかし、世の中の流れは私の想像を超えていました。越知町では町長がスノーピーカーだし、その隣の佐川町に目を向ければ、町長夫妻は仁淀川にカヤックを浮かべて癒されています。いろいろあるこの国ですが、希望の芽は決して少なくないのかもしれません。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(136)

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夏といえば、やっぱり辛いものだと思うんですよね。暑さにグタッとなりそうなときも、辛いものを食べれば体も目も頭もシャキン! となります。倉橋さんが作る汁なし担々麺&担々麺は、ただ辛いのではなく、味覚としてのバランスを考え抜かれた辛さなので、辛いもの好きの人にも苦手な人にもおすすめです。食後は「おち駅」に寄って冷たい小夏ソフトクリームでクールダウン。あーー、辛いものも良いし甘いものも良いし、食べるって最高ですね。

(仁淀ブルー通信編集部/高橋さよ)

仁淀ブルー通信編集部だより(135)

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晴耕雨読――晴れたら畑を耕し、雨の日は屋根の下で読書すべし――という人生訓めいた四字熟語がありますが、仁淀川のアユ釣り師には余計なお世話のようです。川に立ち込んでの釣りなので、どうせ濡れるから雨でも関係なし。濡れるといえば、カヌーやラフティングなどもその代表格。これから夏を迎える仁淀川では、「雨だから外で遊べない」なんて弱気を蹴っ飛ばせる体験が待っています。

(仁淀ブルー通信編集部 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(134)

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 今回お世話になる黒笹編集長には、以前小学館のビーパルに連載された「仁淀川漁師秘伝 弥太さん自慢ばなし」で撮影を担当して以来、ちょこちょことお付き合いをさせて頂いています。実に気さくな方で、今回の参加もとても楽しみです。
 さて仁淀川の澄んだ水を生み出すその原点は、流域の奥山に聳える山々。今回訪れた水の峠、雑誌山も澄んだ水を生み出す美しい森を抱えた山々でしたが、実はいい所ばかりではなくて、稜線までの山腹には植林が結構広がっています。
 高知県には、その昔営林局(現在の森林管理局)が置かれ、国策として結構な面積の原生林を杉・檜の植林に代えてきたという歴史があります。もちろん植林自体が悪いといっている訳ではありませんが、自称”天然写真家”としては自然林、特に大好きなブナ林が広がっていた方が楽しいし、精神衛生上たいへん好ましいので、一面に見渡す限りのブナ林を妄想しながら歩いている…という状況ですね。
 とはいえ残された原生的な自然林はまだまだあるし、そこがまた個性的で素晴らしい森であることが多いのも事実です。
 なのでこれからもずっと、ギュッと魅力の凝縮された高知(四国)の森を彷徨いたいと思っています。よろしくお付き合いください。

前田博史ホームページ

過去に開催の主要写真展<京都写真美術館・前田博史アーカイブス>

※写真は「仁淀川支流・土居川のたたずまい」。

(天然写真家 前田博史)

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