仁淀ブルー通信編集部だより(246)

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 「山茶小屋」の生みの親は意外な人物でした。旧池川学園の校舎と施設が仁淀川町の移住交流拠点施設となるきっかけは、一般社団法人山茶小屋の初代代表理事の女性が、ある方の講演会に参加したのが始まりだったそうです。自然豊かで、美味しいものがたくさんあって、底抜けに楽天的な人々が暮らす高知、その地で毎日釣りがしたくて定年移住をした人。その方が満開の笑顔で語った「幸せ探しの旅の終着駅は高知」というお話。地元住民のその女性と現在の代表理事の橋本光子さんはその話を聞き、地域で移住者と在住者が末永く一緒に暮らしていくために、両者が互いに交流できる拠点が必要だと気づき、開設を思い立ったのだといいます。仁淀ブルー通信編集長の黒笹慈幾さん、本人が知らないところで「山茶小屋」の生みの親にされていますよ(笑い)。

(鮎屋仁淀川女将・西脇亜紀)

仁淀ブルー通信編集部だより(245)

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 高知県佐川町にある「牧野公園」は、とてもすてきな場所です。それほど広いわけでもないし、植物園のように多種多様な花々が見られるフラワーガーデンでもありません。地元の植物を愛する人たちが、故郷の偉人である牧野博士にゆかりのある植物や、日本古来の草花たちを大切に育てています。だからあまり「派手な」植物はありません。地味です。地味ですが、バイカオウレンやオオミスミソウのように、小さく可憐な花を見つけて愛でる喜びがあります。外来の植物も美しいものですが、日本列島の本来の植物相はこんなふうだったのだろう、と「牧野公園」は気付かせてくれる場所です。
 「牧野富太郎が見た風景」はいかがだったでしょうか。5回の連載とはいえ、やはり駆け足の紹介になりました。もっと牧野博士の人生を知りたい方は拙著「MAKINO」(北隆舘)をお読みください。という宣伝をして終わります(笑)

(高知新聞社学芸部・竹内 一)

仁淀ブルー通信編集部だより(244)

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 ワイルドフラワー(野の花)が美しく咲くのは、その環境に適しているからで、頑張って美しい花を咲かすわけではない。今回の取材で松岡さんにインタビューしながら、昔、中米コスタリカのジャングルで聞いた先住民の言葉を思い出しました。自然というのは、なにかと示唆に富んでいますね。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(243)

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 越知熱中の教頭として常に頭を悩ませているのが授業料なしのボランティアで全国各地から駆けつけてくれる先生たちの授業後の接待(笑い)。高知訪問をいい印象で締めくくり、ほかの熱中塾で授業する際に高知の素晴らしさをアピールする応援団のひとりになってもらいたいからです。今回、工藤英良先生には課外授業の形で卒業生の営む2カ所の農園に案内をして喜んでいただきました。 
 で、もうひとりの先生、藤田修平さんには熱中越知は何を用意したのか…。その答えが上の写真。釣り好きで知られる藤田さんには、高知滞在をむりやり(笑い)一日延長してもらい、私の海釣りのホームグラウンド宿毛湾でタイラバを楽しんでもらいました。授業や撮影の時の真剣な表情から一転、少年のような笑顔が眩しい藤田さん、「これからは高知に来る口実をいろいろ考えてみるよ」とうれしい言葉を残して東京に帰って行きました。

(越知ぜよ!熱中塾釣りバカ教頭・黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(242)

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 水豊かな国・日本では当たり前の存在である「川」。いまは大学4年生の僕も高校生になるまで毎日川に通って勉強しました。勉強といっても国語算数ではありません。どの岩の下に魚がいるか、どこが深くなっているか、どこで流れが変わるのか、水が増えるのはどんな時期か、減るのはいつか。毎日通って観察しているうちにだんだんわかるようになりました。しかし残念ながらこの勉強は大学では全く役に立ちませんでした(笑い)。
 でも本当に役に立つのはこれからなのではという予感はあります。テクノロジーの急速な発展、新型コロナウイルスの蔓延。これから社会はどこに向かって進むのか、誰もわかりません。そんな今も川は昔と同じように流れています。鮎やうなぎも遡上してきます。「そんなに焦ってどうするの」。リバーサイドキッチンのあと片付けをする僕の背中に冬の仁淀川はそう語りかけてきます。

(高知大学地域協働学部4年・仲田和生)

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