仁淀ブルー通信編集部だより(216)

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 仁淀ブルー通信は新年度、4月以降も続きます。7月には5年目に突入です。これからも仁淀川流域の大自然、遊び、人の物語などをお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。今回紹介した「によどマッシュルーム」、今後の仁淀ブルー通信で復活を報告できたらいいなあ。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(215)

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子どもの頃のなによりの楽しみは、神社や山のところどころに残っている大木の穴を覗いて回ることだった。ムササビや、フクロウやアオバズク、それにまだ一般的ではなかったハクビシンなどを捕まえようと、手をかじられたこともなんどかあった。そのころから比べると、生き物が住めるような古木はずいぶんと少なくなってしまった。写真は、シイの巣穴から顔をのぞかせるオオコノハズク。他にも、コノハズク、ブッポウソウ、アカショウビン、モモンガなど大木に依存する生き物は、けっこう多くいる。

(野鳥写真家 和田剛一)

【その後の編集後記】
和田剛一さんが「切られてしまって残念だった」と書いている越知町のセンダンの木。じつは、このすぐ脇に仁淀川の川漁師・宮崎弥太郎さん(故人)の家がありました。宮崎さんちには私がビーパル編集長時代に出版に関わった『仁淀川漁師秘伝~弥太さん自慢ばなし』(2000年12月小学館刊)の仕事で東京から何度も通いました。その家の脇にこんもりした大木があった記憶がかすかに残っていますが、初夏にその洞でコノハズクが子育てをしているとは当時知りませんでした。「知っていればなあ」と今でも悔いが残っています。写真はその単行本の表紙です。
(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)
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仁淀ブルー通信編集部だより(214)

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「ここしばらくの間、狭く、空気の循環が悪く、人が密な空間は避けて」などと言われています。じゃあその逆の環境へ行けばいい、というわけでもないのですが、仁淀川流域の大自然を目指せば、少なくとも心は健康になれそうです。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(213)

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 黒滝山には、夏の深山幽谷にひっそりと咲く稀有な花がある。
 その名は「キレンゲショウマ」。宮尾登美子の小説「天涯の花」で有名なので、知っている方も多いかと思う。時折群落を作るのだが、九州山地、四国山地、紀伊半島の限られた場所にしか成育しない植物で、環境省レッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類。それが黒滝山の山中にあるのだ。
 群生地は急峻で滑りやすい急斜面にあるので場所は詳らかにできないが、天狗の森と黒滝山の間のコルを仁淀川町方面に下った所、とだけお知らせしておく。成育する環境と希少価値も手伝って、一度はお目にかかりたい花。四国山地には群生地が何箇所かあるが、いずれも秘境の地になるので出会った時の感激は天にも舞い上がりそうなほど。まさしく「天涯の花」は言い得て妙。

(天然写真家 前田博史)

【その後の編集後記】
 天涯の花・キレンゲショウマは夏の花なので今の時期は見ることはできません。そこで前田さんに「黒滝山登山道で今の時期に見られる花はありますか?」と聞いてみました。すると、「ありますあります。3月中旬から4月にかけてスズランの白い花を小さくして房状にした感じのアセビの花が枝いっぱいに咲いたところが見れますよ」と教えてくれました。
また、3月末にはクスノキ科の「シロモジ」(写真参照)も咲きます。
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仁淀ブルー通信編集部だより(212)

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 高知県立佐川高校の生徒たちに続き、今回は高知県立伊野商業高校の生徒たちからの寄稿です。昨年の6月のことになります。2年生ツーリズムコース担当の中村圭子先生に頼まれて編集長の私が「仁淀ブルー通信とは何か?」というテーマの授業を2度も! 行いました。
 その結果、8か月後に5チーム17人の生徒さんたちの原稿と写真が大量に送られてきたのです。大量の原稿と写真を一挙に紹介するため、原稿の一部を削らざるを得なかったのは残念でしたが、生徒さんたちのこだわりのポイントと原稿執筆の苦労がにじむ部分は活かすことができたのでは思います。
 生徒のみなさん、お疲れさまでした。この春からはみなさんは3年生ですよね。今回の仁淀ブルー通信の記事執筆が2年生の「忘れられない思い出」になることを祈っています。
(ン十年前に高校生だった仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

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