仁淀ブルー通信編集部だより(232)

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ボタニカルスケッチ4つ道具

 いつもこの4つのツールを持ってボタニカルスケッチ散歩をしています。
 今回はスマホの電源が切れ、山深い森の中で時間もわからず植物の色を写真に撮って記録することもできず、頼れるのはスケッチブックとペンになりました。今度からモバイルバッテリーを持っていかねばという教訓を得るとともに、文明の利器から解放された自由さと、目と手でしっかりと物を観察し、記録するという基本に帰ることができたようなスケッチ散歩でした。

(高知の展示デザイナー 里見和彦)

仁淀ブルー通信編集部だより(231)

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 小野加央里さんがいう「地域の日々の暮らし、普通の日常がおもしろい」。これって、まさに人が旅をする理由の一つ。そして、旅人・よそものに面白がられる地域の日常があるなら、質の良い観光振興の見込みありです。観光のてこ入れをするなら、観光のプロじゃないまっさらの旅人に出会うか、自らが旅人になって故郷から離れ、なにかを経験するのがいいかも。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(230)

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 以前にも紹介した「朝ドラに牧野富太郎を」の活動が盛り上がっています。署名活動は全国津々浦々に広がって、ついに3万人を超えました。まあもちろん牧野博士を朝ドラの題材に選ぶかどうかはNHKが決めることです。しかし、これほど格好の素材はないのではないかと思うのです。牧野博士は全国各地の野山を植物採集のために歩きました。そうした日本の美しい自然の映像とともに、牧野博士には「左の手で貧乏、右手で学問と戦う」という人間ドラマもあります。妻は大変苦労して彼を支えました(朝ドラ向きでしょ?)。4K、8Kという映像の高精細化も、草花の美しさを伝えるのにふさわしいのではないでしょうか。そんな朝ドラを毎朝見たいなあと思うのですが、みなさんどうでしょう。
●写真「ポスター」=「牧野富太郎を朝ドラに」をアピールするポスター。写真の牧野博士も実にチャーミングです

(竹内一  高知新聞学芸部)

仁淀ブルー通信編集部だより(229)

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「昨年から始めた友釣りの授業で、いままで1尾も釣れなかった生徒さんはいません。その第一号にならないようにがんばってください」と、教師役の西脇さんから激励とも脅迫ともとれる授業前のエールを贈られた堀見町長。普通ならプレッシャーでガチガチになるところですが、それを「よっしゃ! がんばろう! 」と前向きのパワーに変えるところがカッコいいなあと感じました。選挙という強烈な競争の中でさまざまなプレッシャーを乗り越えてきた経験が友釣りに生きているのではと、ムリヤリ解釈することにしました。あっ、これは初心者に危うく負けそうになった釣りバカ編集長の負け惜しみの独り言ですが…。
※写真は授業終了を惜しむように最後まで竿を放さない堀見町長と私。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(228)

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 私の釣りの師匠、黒笹編集長と。師弟でツーショット。
 高知に来てよかったなぁ。豊かな大自然の中で遊ぶたびにそう感じます。ここでは時間がゆっくり流れている。私の出身は長野ですが、できることなら高知でこの先も生活できたらなぁ。申し遅れました、前回に続いて「リバーサイドキッチン」の取材と原稿執筆を担当した高知大学地域協働学部4年生の仲田和生です。
 実は私、釣りが大好きで高知に来てからは毎週のように出かけています。昨年の夏、初めて鮎の友釣りに挑戦しました。もちろん、友釣りの道具は高価で学生の手の出るようなものではありませんから、西脇夫妻、黒笹編集長の道具を拝借し、手取り足取りのレクチャーを受けながらの挑戦です。そして、今回のロケの後に人生二度目の挑戦の機会をいただきました。約5時間で7尾の釣果。黒笹編集長は14尾。経験と技術の差だとわかっていても悔しいものです。来シーズンは仁淀川の年間遊漁券を買ってリベンジしようと闘志を燃やしています。こんな感じで高知に釣りバカが増殖していくのだと、身をもって体験させていただきました。

(鮎友釣りに夢中の編集部員 仲田和生)

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