仁淀ブルー通信編集部だより(47)

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今年は鮎釣りが解禁になったあとも仕事が忙しくてなかなか川へ足を向けることができなかったのだが、このたびの獏さんの来高で、やっと一緒に仁淀川の大好きなポイントに入ることができた。獏さんサマサマ、なんてったって仕事ですからね(笑い)。ワタクシ、これを「獏さんコバンザメ釣法」と名づけました。写真は大アユを掛けて水中から引き抜き、見事に玉網に受け止めた瞬間のワタクシの勇姿。いやー、仁淀川って、ほんとにいい川ですね。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(46)

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昨今の田舎暮らしブームですが、私としては少し複雑な思いがあります。数年前から田舎への移住希望者には、空き家バンク制度や地域おこし協力隊など様々な助成制度が用意されています。私の友人であるリバーガイドたちが移住したときにもそんな仕組みがあったなら、彼らはどれだけ助かったことでしょう。何の援助もなく限界集落へ移住して、苦労した挙句、夢破れてリバーガイドであることをあきらめた人は少なくないのです……。少し暗い話になりましたが、今回の記事でリバーガイドについて興味を持っていただけたなら、手前味噌ですが私の著書「彼らの激流」(築地書館)も是非ご一読ください。絶版という噂もありますが(涙)。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(45)

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仁淀川の川漁を取材していたころは、しょっちゅう舟に乗せていただきました。毎回思うことは「羨ましい!」。エンジン付きの川舟があれば、アユのポイントも、ウナギのポイントもあっという間です。岸からでは絶対に狙えない深い場所も攻めることができます。昔はさまざまな用途に使われていた川舟ですが、今も足として使われているのは漁ぐらいでしょう。漁が成立する条件は魚質を左右する水質ですから、今も舟が浮かんでいる川というのは、かなりよい川であると断言してもよいと思います。マイ川舟を持つことは、都会で高級外車を乗り回すことよりもじつは贅沢なライフスタイル。羨ましいというのは、そういう意味です。

※写真は、舟を駆り、仁淀川じゅうを走り回っていた名物漁師の宮崎弥太郎さん。

(仁淀川資源研究所所長 かくまつとむ)

仁淀ブルー通信編集部だより(44)

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川の達人を招いた今回のイベントですが、『仁淀ブルー〈ブランド化事業〉ワークショップ』の一環ということで、参加対象者は仁淀川流域の人たちでした。そのため、「仁淀川で育った子だから、川遊びが大好きなんだ」と私は思っていました。
しかし阿部夏丸さんによると、それは違うようです。夏丸さんは地元の矢作川をはじめ各地で川遊びイベントをしているのですが、どこにいっても、川や川遊びに縁がなかった子でも、少し手ほどきをすれば大はしゃぎで川を楽しむとのこと。川は最高の遊園地なのかもしれません。夏休みは間もなく終わりますが、南国・高知県なので、晴れたら9月の中頃まで仁淀川は夏。川遊びで思い出を作るチャンスはまだありますよ!

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(43)

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対抗意識を燃やすわけではありませんが、今回紹介した「天界集落のサイクリング」、サイクリストに大人気の「しまなみ海道」に負けないコースです。なにしろあちらは人工構造物、こっちは大自然に包まれた慎ましやかな街道ですから……やっぱり対抗意識メラメラか(笑)。坂道がきついですが、一度大きく上ってしまえば、あとは天空散歩。日本の原風景にも出会えるから、海外からのサイクリストにも超おすすめです。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

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