2021.12.17「仁淀川つれづれリモートワーク日記」 (2)おやつ編

「仁淀川つれづれリモートワーク日記」 (2)おやつ編

 こんにちは! いの町に住むリモートワーカー、さくまです。約1年半前、東京から高知へ移住し、東京の会社に在籍したまま、仕事をしています。
 リモートワーク(在宅勤務)の難しさとしてよく言われるのが、メリハリをつけて仕事をするための「オン・オフ」の切り替え方法。対策として、わたしは「おやつ」を活用しています!

 甘いものを食べるちょっとした休憩をとることで、ひとりでも集中力が維持できます。
 じつはわたしは洋菓子メーカーに勤めているのですが、仕事を抜きにしても、大大大のスイーツ好き。「NO SWEETS, NO LIFE」をモットーに、東京でも多くのスイーツ店を食べ歩きました。高知に移住してからも、おいしいスイーツ探索に日々精進する中、驚いたのは、仁淀川流域においしいスイーツ店がたくさんあること!
 本日は、その中から、わたしがとりこになっている「マツオカパウンド」さんを、ご紹介します! 

マツオカパウンド

 土佐市の海辺の町、宇佐にひっそりとたたずむ、可愛らしいお店です(取材時)。店内には、パウンドケーキはもちろん、クッキーや、パイ、スコーンなど、様々な焼き菓子が並びます。

article264_01.jpg手描きの案内板がいい雰囲気。
article264_02.jpg何種類もある人気のパウンドケーキは一切れずつ買えます。

article264_03.jpgついつい買いすぎてしまいまうクッキー。
article264_04.jpgクリスマス用のスコーンもありました。

article264_05.jpg 店主の松岡 碧さん。

 幼い頃から、お菓子屋さんになるのが夢で、「ショートケーキのようなキラキラしたケーキも素敵だけど、毎日の暮らしの中に溶け込むような、素朴なのにおいしいお菓子を作りたかった」と話す店主の松岡碧(みどり)さん。ひとつの素材を際立たせるよりも、いくつもの素材を調和させて、ついつい食べ進めてしまう、あとひくおいしさを目指しているとのことです。
 まさに・・その術中にはまっております(笑)。いつも、あとひとつ・・と、食べるのが止められません!
 そして「これ、売れてくれなきゃ困るんです・・ついつい、わたしが食べてしまうから(笑)」と、松岡さんがいうのがこのショートブレッド。

article264_06.jpg 松岡さんおすすめのショートブレッド「松」。
article264_07.jpg ほんのり効いた塩が絶妙な、やみつきのおいしさで、わたしも「3つまでしか買わない」と、自分に規制をかけています(笑)。
article264_08.jpg いつも、何を買うか決められず・・ほぼ全品購入してしまいます! ずっしりとした重さが至福。♡わが息子(にゃんこ)も興味しんしん。


article264_09.jpg 本日の戦利品! この絶景がたまりません。

 いつまでも眺めていられる商品すべてのおいしさを、余すことなくお伝えしたいところですが・・・特におすすめの3品をご紹介したいと思います!

1 店名の由来になった絶品「パウンドケーキ」

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 定番のシンプルなパウンドケーキだけでなく、季節のフルーツや地元の素材を多く取り入れているのも特徴で、パウンドケーキは常時7~8種類ほどが並びます。わたしのお気に入りは、季節の素材を使った商品。本日は「ジンジャー ジンジャー」。たっぷりの生姜と、シナモンやクローブなどの香辛料が効いた、ピリッとおとなの味わい。そのままいただくしっとり食感、オーブンで温めてふわっと食感といった、違ったおいしさも楽しめます。

2 芳醇×サクっと食感! やみつきの「フルーツタルト」

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 甘酸っぱい芳醇なフルーツと、タルト生地のサクっと食感がたまらない、旬のおいしさがぎゅっとつまったフルーツタルト。本日は「りんご」です。

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 季節のフルーツタルトは、夫と争奪戦になる、わが家の大人気商品です。りんごの甘酸っぱさと、アーモンドクリームのマリアージュが絶妙! 

3 ヘビリピ確定! 「ミートパイ」

article264_13.jpg見つけたらぜったいに買ってしまう・・クセになるミートパイ。
article264_14.jpg中においしさがギュッと詰まっています。

 サックサクのパイに包まれた、ナツメグやクミンなどの香辛料が効いたスパイシーなミートソースは、あとひくおいしさ。一度食べたら忘れられません。オーブンで温めるのがおすすめ! バターの芳醇な風味が、より一層引き立ちます。

★おまけ:こちらも見逃せない!「季節のジャム・ジンジャーシロップ」

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 ジャムやジンジャーシロップなど、季節の素材を使った商品も並びます。クリスマス時期ならではの「noel(ノエル)」は、クランベリーやイチジク、干し柿などのフルーツと、くるみやアーモンドのナッツを、りんごと洋梨のピューレで、丁寧に仕上げたジャム。パンに合わせると、朝食がぐっと贅沢になりますね!

 誰もが楽しめるプレーンやショコラといった定番の味から、ときには、「ごぼう」といったユニークなフレーバーまで取りそろえる「マツオカパウンド」さん。訪れるたびに新しい発見がある、ワクワクするお店です。いつも、おいしい幸せを、ありがとうございます!

高知市のみなさん、朗報です・・!


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今回ご紹介したマツオカパウンドさんは取材時は宇佐にありましたが、12月11日(土)をもって、宇佐での営業を終了し、2022年の年明けから、高知市桜井町にて、営業をスタートされるそうです!
詳細は、「マツオカパウンド」さんのインスタグラムで発信予定とのこと。お店の再開が、いまから楽しみです。松岡さんのこだわりと愛情がたっぷりつまった、絶品の焼き菓子たちを、ぜひお試しくださいね!

(仁淀ブルー通信編集部員/佐久間寿弥子)

★次回の配信は12月31日予定。
「椿山で大学生たちが限界集落の暮らしを体験(4)」をお届けします。
お楽しみに!

●今回の編集後記はこちら