2018.05.25越知町の旬なラーメン屋へ行こう! 〜麺や 倉橋〜

「…はっ! 今度は越知町からおいしそうな匂いがするっ! 」というわけで、今回も仁淀ブルー通信の満腹担当女子が出動します。2018年4月にオープンしたばかりの【麺や 倉橋】へ、いざ行かん!
越知町といえば、4月に「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」がオープンして賑わいをみせているところですが、同じ4月にファン待望の店もオープンしていたのです。それがこちらの「麺や倉橋」。

店主・倉橋健一さんは約25年ものあいだ、東京のラーメン激戦区でラーメン作りの腕を磨いてきた方。2015年に地域おこし協力隊として越知町に赴任し、空き家管理などの仕事をこなしながら越知町特産の山椒を使った「おち汁なし担々麺」を考案。「第一回 四国食1グランプリ」に出場し、数あるご当地グルメをおさえて優勝を果たした実績の持ち主です。
2018年3月末に協力隊の任期を終え、このお店をオープンしました。それまで倉橋さんが作るラーメンはコスモス祭りなどイベントでしか食べることができなかったため、ファンにとっても念願でございました!
店がオープンして以来、お昼の時間帯は平日でも行列ができるほどの大盛況。時間に余裕をもって来店されるのがおすすめです。


メニューは「汁なし担々麺」を筆頭に、スープありの担々麺とみそ担々麺、さらに、しょうゆ・みそ・しおの各ラーメン、期間限定ラーメンやチャーハンなどとのセットメニューなど多彩です。
今回いただくのは…やはりコレでしょう!



もはや倉橋さんの代名詞とも言える「汁なし担々麺」。
唐辛子や豆板醤、コチュジャンなどを合わせた肉みそは、ただ辛いだけじゃなく甘みや肉のうま味との調和が際立つ味わいです。そこに温泉卵のコクが加わって、あーーー…本当においしい(しみじみ)。辛さだけが主張することがないので、辛いのが好きな人も苦手な人も、どちらにも好まれそうな絶妙なバランスです。
食べ応えのある太麺でしっかりボリュームもあり、大満足! …なんですが、とどまることを知らない私の食欲が、もう一杯食べてくれと申しております。

追加注文したのは「担々麺」。先ほどの汁なし担々麺とはスープがあるかないかの違いかな?と、私のようなど素人は考えるわけですが、これがもう全然別物なわけです!
汁なし担々麺は「辛さ・甘さ」のバランスでしたが、こちらは「辛さ・香ばしさ」が際立っている印象。担々麺の辛さを生むのは、自家製のラー油や山椒など。香ばしい風味にお箸もれんげもスッスッとすすみますが、次第に体の芯からジワジワ熱くなるような辛さが…。でも、味覚が麻痺するような辛さではないので、最後までおいしくいただくことができます。
麺は、汁なし担々麺とは異なる中太麺。白髪ネギと一体になったときも食感も心地いいですね。


最近、蒸し暑くて食欲が落ち気味だったのですが、倉橋さんのおいしい一杯のおかげで胃腸がフルスロットルになりました。倉橋さん、ごちそうさまでした!
これからグングン暑くなってまいりますが、みなさんもピリッと辛くてスルスル食べられる担々麺、一杯いかがでしょうか?

高岡郡越知町越知丙746
電話/0889-20-9595
営業時間/11時〜14時、17時〜21時
日曜は11時〜14時のみ
(麺が売り切れ次第、営業終了となります。詳しくはお店にお電話を)
毎週水曜定休
P/12台(店舗北側。枠内に駐車してください)
(仁淀ブルー通信編集部/高橋さよ)
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