2016.04.28仁淀川に、キャンプの季節がやって来た!!

仁淀川に、キャンプの季節がやって来た!!

キャンプの季節到来!仁淀川と支流の土居川にはキャンプ場がいくつもあり、しかもその多くがなんと無料(池川ふれあいオートキャンプ場以外)であります。

「タダ」というだけあってキャンプサイトはただの河原であったり、施設はトイレと水道ぐらいと簡素ですが、実に自然が豊かです。かつて日本やアラスカで年間100泊以上のキャンプを経験した仁淀ブルー通信編集部員が、各キャンプ場を徹底解説していきましょう。

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今回紹介する仁淀川水系のキャンプ場は、上の地図のように越知町の仁淀川にある5か所と、仁淀川町の土居川にある2か所。まずは、各キャンプ場に共通する基本的な注意点などを少々。

■各キャンプ場に常駐する管理人はいない。予約は不可、到着はお早めに。
■ゴミは必ず持ち帰り。
■設置されているトイレは立派できれい。
しかし本村キャンプ場のトイレだけは簡素。
■キャンプ場のトイレ脇などに設置された掲示板「○○キャンプ場をご利用のみなさまへ」は要チェック!!
増水時の川の写真があるので、キャンプの危機管理の参考に。

それではキャンプ場紹介、いってみよう!

●仁淀川流域で一番の人気
黒瀬キャンプ場/越知町黒瀬

自然度:★★★★★ 施設の充実度:★★★★☆ テント設営の容易さ:★★☆☆☆
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仁淀川流域のキャンプ場としては高知市街から最も近いため、5月の連休にはとても賑わう。コインシャワーやバンガローもあり施設は充実。取材した4月20日時点では、4WDの軽トラックじゃないと河原への車の乗り入れは難しい。河原へのスロープの脇に縦列駐車して、キャンプ道具を人力で運ばないといけないだろう。近隣にソフトドリンクの自販機はあるが商店は無し。

article_02904.jpg水辺は川遊びしやすい環境だが、この上流には早瀬があるので流れは複雑。ライフジャケットを着用したい
article_02905.jpg水場はあるが、一つだけ
article_02906.jpgコインシャワーが2つある。3分100円
article_02907黒瀬キャンプ場にはバンガローがある。1棟1泊3000円~。詳細は黒瀬キャンプ場
http://www.ochi-kankou.jp/kurose/)へ

●水場はない! が河原は広く、環境良好
日ノ瀬清流公園/越知町鎌井田

自然度:★★★★★ 施設の充実度:★☆☆☆☆ テント設営の容易さ:★★★★☆
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施設はトイレのみ、しかもキャンプできる河原からは坂道を登って徒歩3分ぐらいかかり、飲料水の水道もないので少々不便。一方、河原は比較的粒の揃った小石で敷き詰められていて、4WD車であれば乗り入れ可能。静かでゆったりとした自然環境でオートキャンプができる。近隣に商店は無いが、スーパーがある越知町の中心街まで車で約10分。

article_02909.jpgトイレはあるが、ここの水は飲用不可。飲み水持参のキャンプ場だ
article_02910.jpg水辺はほぼ流れがない。沖は急に深くなっているので注意
article_02911.jpg小石の河原。厚めのテントマットがあれば快眠
article_02912.jpg河原に降りられない車は、キャンプ設営後、土手の上に駐車可

●大自然そのものの仁淀川の絶景が
本村キャンプ場/越知町鎌井田本村

自然度:★★★★☆ 施設の充実度:★☆☆☆☆ テント設営の容易さ:★★★★☆
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上の画像で仁淀川の左の河原が本村キャンプ場。ここは、仁淀川の下流方面の景色が素晴らしい。両岸から緑豊かな山肌が迫り、人工物がほぼ見えない風景を美しい川が流れていく。欠点としてはトイレが貧弱なことや、キャンプ場の上に道路橋がかかっていること。河原は4WD車であれば乗り入れ可能。越知町の中心街まで車で約5分。

article_02914.jpgトイレはこれだけ。近くに水道の蛇口が2つある。
article_02915.jpg子供の川遊び向けの浅瀬がある。ライフジャケットは必携
article_02916.jpg橋から見下ろした本村キャンプ場〈画面右の河原〉
article_02917.jpgここからカヌーで下っていくのは最高

●どこでキャンプを、と戸惑う
宮の前キャンプ場/越知町越知

自然度:★☆☆☆☆ 施設の充実度:★★★☆☆ テント設営の容易さ:★★★☆☆
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コスモス畑で人気がある「宮の前公園」にあるキャンプ場だが、案内板がないのでどこにテントを張ったらいいのか大いに戸惑う。仁淀川辺の土手が一応キャンプサイトらしい。越知町中心街がすぐそこだし、「寂しい場所が苦手」という人にはおすすめかも。トイレも水場もあり。

●犬や子供を遊ばせるのに理想的な浅瀬が
小浜キャンプ場/越知町横畠南

自然度:★★★☆☆ 施設の充実度:★★★☆☆ テント設営の容易さ:★★★★☆
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宮の前キャンプ場から上流へ車で約5分なので、自然重視派の人はこちらへ。河原への車での乗り入れは難しいので、水場近くの広場に駐車することになる。しかし、そこから上流へと砂利道を辿ると、車を横付けでオートキャンプできそうなスペースが4か所ほどあった(取材した4月20日現在)。大雨で増水して河原の形状が変わったらどうなるかわからないが……。この小浜キャンプ場あたりの仁淀川は、普段は水量が少なめ。ここに来たら川の中に椅子を置き、早瀬に足を漬けて読書するのが私の喜びです。

article_02920.jpg河原への車の乗り入れは難しそう
article_02921.jpg水場は水道の蛇口が3つも!
article_02922.jpgキャンプ場の下流側にはこんな浅瀬が。絵になるなあ~
article_02923.jpg砂利道を奥に進んでいくと、オートキャンプできそうな場所が

●水質はピカイチ、仁淀ブルー!
宮崎の河原キャンプ場/仁淀川町長屋

自然度:★★★☆☆ 施設の充実度:★★★☆☆ テント設営の容易さ:★★☆☆☆
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仁淀川支流の土居川にあるキャンプ場で、池川の町並みがすぐそば。キャンプ場の河原から川を歩いて渡れば、対岸には、この仁淀ブルー通信でも紹介したお茶スイーツで人気の「池川茶園 工房cafe」がある。キャンプ場前から下流にかけては川の流れがほとんどないので、初心者のカヤックや、今注目のSUP(スタンダップパドルボード)の練習に最適。その透明度ゆえに、宙を浮遊しているような感覚になれる。ただ、キャンプサイトとして問題なのは、平らな河原が水辺にしかないこと。急な川の増水には要注意。きれいなトイレと水場あり。

article_02925.jpgこの澄んだ流れを渡れば「池川茶園 工房cafe」へ
article_02926.jpg5月だとまだ冷たいか。でも泳ぐと気持ちいいキャンプ場

●仁淀川水系では貴重なオートキャンプ場
池川ふれあい公園オートキャンプ場/仁淀川町北浦

自然度:★★☆☆☆ 施設の充実度:★★★★★ テント設営の容易さ:★★★★★
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キャンプはこちらで、川遊びはすぐ隣の宮崎キャンプ場で、というのがベストかもしれない。キャンプサイトはほぼ水平で凸凹も少ない。トイレだけでなく、立派な炊事棟もある。一人当たり1泊500円の協力金が必要。仁淀川の他のキャンプ場に慣れていると高く感じるかも(笑)

article_02928.jpgキャンプ場の対岸は池川。町並みに茶畑が点在しているのが興味深い
article_02929.jpg炊事棟。バーベキュー可

今回紹介した各キャンプ場の基本情報等は、一般社団法人仁淀ブルー観光協議会ホームページ(http://niyodogawa-kanko.net/)もご覧ください。

(仁淀ブルー通信編集部 大村嘉正)
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