仁淀ブルー通信編集部だより(212)

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 高知県立佐川高校の生徒たちに続き、今回は高知県立伊野商業高校の生徒たちからの寄稿です。昨年の6月のことになります。2年生ツーリズムコース担当の中村圭子先生に頼まれて編集長の私が「仁淀ブルー通信とは何か?」というテーマの授業を2度も! 行いました。
 その結果、8か月後に5チーム17人の生徒さんたちの原稿と写真が大量に送られてきたのです。大量の原稿と写真を一挙に紹介するため、原稿の一部を削らざるを得なかったのは残念でしたが、生徒さんたちのこだわりのポイントと原稿執筆の苦労がにじむ部分は活かすことができたのでは思います。
 生徒のみなさん、お疲れさまでした。この春からはみなさんは3年生ですよね。今回の仁淀ブルー通信の記事執筆が2年生の「忘れられない思い出」になることを祈っています。
(ン十年前に高校生だった仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(211)

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 写真は、安居川と土居川が合流するあたり、池川の町並みの前で餌を探しているカワガラス。カワガラスの縄張りの広さは、餌の量と関係しますので、上流部だと広い範囲にひとつがいしかいませんが、池川の町近辺は、一目で5、6羽見ることができますので、水生昆虫などがとても豊富なんだと思います。人を目にする機会も多いので、カワガラスもそれほど警戒心は強くはないので、時には、カワガラスなど観察してみてはいかがでしょう。

【その後の編集後記】
 野鳥写真家・和田剛一さんの撮る野鳥はなんだかとても人間臭い(笑い)ので、私がまだ東京で現役の編集者だったときに『WING野鳥生活記』(1995年小学館)というタイトルの写真集を出しました。2018年度の仁淀ブルー通信の隔月連載タイトル<仁淀川野鳥生活記>はそれに由来します。
(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

(野鳥写真家/和田剛一)

仁淀ブルー通信編集部だより(210)

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 その可憐さに思わず持ち帰りたくなるバイカオウレン。ここで朗報です。集落活動センター「加茂の里」ではバイカオウレン花祭り期間中(2月8~16日)にバイカオウレンの苗を販売しています(売り切れ次第終了)。私は迷わず購入。こんなに素敵な鉢植えでなんと破格の2000円。園芸ポットサイズなら500円前後で販売していました。種子で増えるそうなので、我が家にもバイカオウレンの群落ができるかも。

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

仁淀ブルー通信編集部だより(209)

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 天狗ノ森がある天狗高原は四国でも有名な観光地で、四季折々の風景が満喫できる別天地だ。近頃は360度の大パノラマを 活かした「スター・ウォッチング」ができる場所として国内外から注目されているが、オススメは夜空に横たわる銀河の鑑賞 と冬の雪原風景。
かく言う私も、天狗荘主催による「雪原風景撮影会」を毎年開催させて戴いている。天狗荘までの幹線道路はしっかりと 除雪がされるので、スタッドレスタイヤ装着車なら行くことが出来るし、宿泊するなら天狗荘の送迎車も利用できる。 ぜひ行かれてみてはどうだろうか。「ここが高知県!?」と疑いたくなるような雪の風景に出会うことが出来るだろう。
(詳細は天狗荘☎︎0889-62-3188まで)

*上の写真は夏の草原に群生するハンカイソウとミルキーウェイ

前田博史ホームページ  http://maedahakushi.com/

(天然写真家 前田博史)


【その後の編集後記】
 2018年5月から始まった自然写真家・前田博史さんの<清冽な仁淀川を生み出す源の森たちシリーズ>は、隔月連載で全6話を配信しました。さすがにプロの写真家ですね、息をのむほど神々しい仁淀川源流の森や水の写真を寄せてくれました。また、写真に負けない凛々しい文章もステキでした。いつかまた前田さんに連載をお願いしたいと考えているところです。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)

仁淀ブルー通信編集部だより(208)

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 わたくし、かつて年間100日ぐらい山や河原やキャンプ場でテント生活をしていました。雑文執筆業を始めてからも、取材したキャンプ場は数知れず。そんな私の、「グリーンパークほどの」のオートキャンプサイトの印象は、「日本には珍しいタイプだなあ」です。キャンプサイト内に木立が多いし、分譲住宅地みたいな四角四面の区画分けでもない。カナダやアラスカで体験したキャンプサイトの環境によく似ています。おすすめですよ。

【その後の編集後記】
 世界を見渡せば、「田舎だけどおしゃれな暮らし」というのはけっこうあります。昨年私が訪れたフィンランドもその一つで、人口50,000人以下でもカフェやパン屋や花屋や工芸の店などが並んでいて町はかなりおしゃれ。人口1000人以下でもアーティストがたくさん暮らす村があったりする。邨谷さんの「アオイネコ」を見ていると、いの町もそんな「いい感じ」の地域になるかもと、明るい未来を感じました。

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(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)

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