2019.12.27宿泊とカヌーだけじゃない。かわの駅は「おいしい!?」

宿泊とカヌーだけじゃない。かわの駅は「おいしい!?」

今年の初夏に開業した「スノーピークかわの駅おち」。
仁淀川観光を盛り上げてくれる拠点ですが、それだけではありません。
旅を終えて日常に戻っても楽しい気分にさせる、ちょっといいアイテムに出会う場所なのです。

「住箱-JYUBAKO-」という個性的な宿泊施設や、仁淀川のカヌーツアーが好評の『スノーピークかわの駅おち』ですが、仁淀ブルー通信が注目したのは物販。スノーピーク直営の店舗スペースには、キャンプ料理だけでなく、日々の暮らしの食事も盛り上げてくれる食材が充実しています。

article204_01.jpg右上に見えるのが「住箱-JYUBAKO-」。見晴らしの良い高台に建っています。

article204_02.jpg住箱はこんな部屋になっています。1泊(14:00~翌10:00)1棟2名8,000円(税抜)。

article204_03.jpg住箱のそばには屋根のある炊事場があります。バーベキューも可能。

article204_04.jpg『スノーピークかわの駅おち』のカヌーツアーは穏やかなコース設定。急流はないので、初心者や子供でも安心して仁淀川を満喫できます。

仁淀川流域をはじめ、高知県のこだわり食材に出会う

article204_05.jpg高知ならではの個性的な食材が並ぶ店内。

 日本各地にご当地食材はあるけど、「高知のものはかなり素晴らしい」と仁淀ブルー通信では言い切ってしまいます。少々身贔屓がはいっていますが(笑)。というのも高知県では、とくに海鮮に関しては、優れた素材のものが日常食。舌の肥えた人たちが作るものに間違いはないのであります。「スノーピークかわの駅おち」には選りすぐりの高知県産食材・調味料が目白押し。しかも、ちょっと洒落た料理に使えるものも多いのです。

article204_06.jpg冷凍コーナーでは、仁淀ブルー通信に登場してもらった「鮎屋仁淀川」の西脇夫妻が釣り上げたアユも販売しています。

article204_07.jpgメイドイン高知のクラフトビール「TOSACO(高知カンパーニュブーワリー)」も販売。

article204_08.jpg越知町名産の山椒を使い、この町の地域おこし協力隊が開発した「越知の山椒のタレ」はバーベキューだけでなくサラダにも合う。

article204_09.jpgこういう食材を使えば、オシャレなキャンプ料理になるのだろうなあ。

article204_10.jpg日本の植物分類学の父・牧野富太郎博士ゆかりの植物をテーマにしたオリジナルブレンドティー。香りを確かめられます。

スノーピークスタッフ推薦の食材も

 アウトドア用品を企画・開発して販売するだけでなく、普段からキャンプなど大自然を満喫しているのがスノーピークのスタッフ。彼らが「野遊びで、この美味しさを共有したい」と一押しする食材も見逃せません。日本各地にキャンプフィールドを持つスノーピークだけあって、例えば北海道からの逸品もあります。

article204_11.jpg「キャンパーの食卓」というコーナーでは、スノーピークスタッフの推薦文とともに、全国から集めたこだわりの品を紹介しています。

article204_12.jpg新潟県新潟市の「VOVOカレー(左/ビーフ、右/チキン)」。
article204_13.jpg薩摩(鹿児島)生まれの「旅する丸干し」。

article204_14.jpg北海道上川町の「とよみづき大豆コーヒー」。病みつきになる味だとか。
article204_15.jpg北海道岩見沢市からは、「北海道チーズのオイル漬け」。カリッとしたバケットにのせたり、ワインのつまみにもよし。

「毛がモフモフな家族」が喜ぶものもあるよ

 人間以上に野遊びしたいのが犬。かれらが喜ぶグルメなご飯もここにはあります。「スノーピークかわの駅おち」から見渡せる宮の前公園は、犬の散歩にも最適です。猫用グルメ もあるので、お留守番してくれているにゃんこへのお土産にもいかがでしょうか。

article204_16.jpgちなみにわが愛犬もカツオが大好きでした。
article204_17.jpg犬用のコットを発見!お犬様のあつかいです。うちの犬にも買ってあげたい。

article204_18.jpgスノーピークのキャンプギアも販売しています。
article204_19.jpgこれはキャンパーの間でいま人気のスウェーデントーチ。付属している着火剤をトーチの中心に差し込み、着火するだけで簡単に使用できる。

 ところで、国道494号沿いにあるにも関わらず、ここは道の駅ではなく「かわ」の駅。いまは色とりどりのカヌー(カヤック)が川面の主役ですが、かつては荷物を積んだ和船が仁淀川を行き来していました。つまり川は交通路でもあるという見立てなのであります。きっと、昔の船頭たちもこんな施設で一服したかったことでしょうね。

article204_20.jpgスノーピークかわの駅おちでは、コーヒーや軽食を買ってのんびり仁淀川の景色を楽しめます。

◾︎スノーピークかわの駅おち
住所:〒781-1303 高知県高岡郡越知町越知丙625番地4
電話:0889-20-9666
営業時間:08:30-18:00(※水曜定休日)
HP:https://sbs.snowpeak.co.jp/kawanoekiochi/shop/index.htmlarticle204_21.jpg

★次回の配信は2020年1月3日予定。
「いの町の商店街にオープンしたばかりのちょっと変わったレンタルオフィス『KOKUBAN』を覗いてきました。」
お楽しみに!

(仁淀ブルー通信編集部員 大村嘉正)
●今回の編集後記はこちら