2018.09.28「仁淀ブルー」観光が空・海・陸の主要メディアに続々登場しています!

「仁淀ブルー」観光が空・海・陸の主要メディアに続々登場しています!

この夏、仁淀川の観光情報が雑誌やポスターなどにたくさん登場しました。美しい写真と魅力的な文章による記事は清流・仁淀川の本当の価値を世界に向けて発信する貴重な機会になったのではないでしょうか。まずは記事になった各メディアのステキな誌面をご覧いただきましょう。



 仁淀ブルーが紹介された旅の雑誌は、ANAグループの機内誌『翼の王国』、JALグループ機内誌『SKYWARD』の英語記事、日本郵船グループの機関誌『SEASCOPE』の3誌。
 いずれも9月号の誌面です。(トップの写真はJALグループの『SKYWARD』の英語記事)

article154_01.jpg『翼の王国』2018年9月号。

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article154_02_01.jpgJALグループの機内誌『SKYWARD』の英語記事。2018年9月号。

article154_03.jpg『SEASCOPE』2018年9月号。

●『翼の王国』の記事タイトルは「仁淀川で鮎を釣る」。
 越知町の仁淀川で川舟を使って鮎の友釣りをする釣り名人の岡本政晴さんに密着して鮎釣りの魅力を伝えています。川幅の広い仁淀川の真ん中に舟を止めて、かわいらしいパラソルの下で長い竿を出す80歳の岡本さんの姿は、なんだかとってもかわいらしい(笑い)。仁淀川の鮎の味を確かめるために編集部が越知町の食堂『かどた』で調理してもらったという鮎の塩焼きもおいしそうです。

●JALグループ機内誌『SKYWARD』の英語記事の記事タイトルは「Beguiling Blue」。
見慣れない言葉なのでbeguilingを辞書で引いてみると「魅力的」あるいは「誘惑的」とあります。仁淀ブルーを「誘惑的な青」と表現したセンスはなるほど英語版、外国人目線が利いています。仁淀ブルーに誘惑されて訪れる外国人観光客がどんどん増えることを望みたいですね。

●『SEASCOPE』は「歴史と文化を育んだ自然の懐、高知」と題してNYK(日本郵船)グループの源流である岩崎弥太郎誕生の地としての高知に注目して紹介しています。
記事では『ひろめ市場』など定番の高知市内観光と並んで、中津渓谷や浅尾(あそう)沈下橋など仁淀川ブルー観光の重要スポットが美しい写真とともに取り上げられています。また、できたばかりの「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」もしっかりおさえてありますよ。

 こんな空のメディアと海のメディアに仁淀川が取り上げられたという、うれしい情報に喜んでいたら、さらにうれしい情報が飛び込んできました。

●JRグループのフルムーン・キャンペーンのポスターに越知町鎌井田地区にかかる浅尾沈下橋が使われたというのです。それがこのポスターです。

article154_04.jpgJRグループの「フルムーン夫婦グリーンパス」のポスター。

「好きな日本へ、グリーン車で。フルムーン」のメインタイトル。そして、沈下橋の下の仁淀川の水面近くに小さな白い文字で「いろいろあったけど、今はこの川のように穏やかです、私たち。」
 ちょっとこそばゆいけど、うるっとくるコピーが配されています。
 美しいとか、清冽なとか、透き通ったとかの形容詞には慣れていましたが、仁淀ブルーの流れを「穏やか」と表現されるのは初めて。そういう見方もあるのかと、改めて気づかされました。

 JRのポスターにもとり上げられたということで、この夏、仁淀ブルーが陸・海・空のメディアにそろって登場、紹介されたことになります。これはすごいことなんじゃないでしょうか?
 流域6市町村の仁淀ブルー観光の総元締め、(一社)仁淀ブルー観光協議会の福島信彦事務局長に聞いてみると…。

article154_05.jpg仁淀ブルー観光協議会の福島信彦事務局長。

「いずれも平成29年9月の参考値ですが、ANA国内線利用者数は350万人、JAL国内線利用者数は299万人、国際線利用者数は71万人。
 また、日本郵船は豪華客船の飛鳥などを有する会社なので国内外の利用者へアピールすることができます。しかも今年の9月にそろって主要航空会社や客船の広報に活用されたことは、「仁淀ブルーブランド」の認知度の向上にむけて大きな力になります。
 また、仁淀川の沈下橋の写真が大きなJRのポスターになって全国に貼り出されることは、仁淀ブルー観光にとって大変にありがたいことです。
 フルムーンの対象となる方(夫婦合わせて88歳以上)はこの機会にぜひ、仁淀川を見に来ていただきたい」と、大歓迎コメントに加えて、最後はしっかり宣伝もしてくれました。
 メディアの効果はすぐには出ないかもしれませんが、来年度から始まる高知県の自然体験型観光キャンペーンの追い風を受けて、仁淀ブルー観光の活性化にじんわりと効く漢方薬効果が期待できそうですね。

※このたびの誌面・ポスターの掲載に当たっては、日本郵船株式会社、JRグループ、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社から掲載許可をいただきました。

(仁淀ブルー通信編集長 黒笹慈幾)
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