2017.03.17春だ! 巡ろうレトロなパン屋さん with ご当地ドリンク

春だ! 巡ろうレトロなパン屋さん with ご当地ドリンク

多くは語りませんが、春といえば「パン」ですよね! 実は仁淀川流域には30年以上の歴史を誇るパン屋さんが点在しています。他ではちょっと見ないけど、地元の人にとってはおなじみの個性派パンもイロイロあり。あなたもきっと巡りたくなる、ほんのりレトロな春のパン紀行へ、いざ!

佐川町【西村製パン所】

はぁ〜ん・・・パンの焼ける良い匂いが漂っていますよ〜。まずやって来たのは佐川町にある「西村製パン所」。 店内はこぢんまりとしていますが、ひっきりなしにお客さんが訪れる地元の人気店です

article074_img01.jpg小さな空間なのでお客さん同士譲り合いながら仲良くパンを買う光景が見られます。

「ウチは創業何年になるんやろうねぇ。数えたことがないけど、私たち夫婦の父が始めた店なので、だいぶ長くになる思いますよ」と教えてくれたのは店頭に立つ奥さん。その後ろでは今まさにパンが作られており、どんどん売れていくパンと入れ替わるように焼きたてパンが並びます。
「おすすめのパンは?」と質問をすると、にっこり笑って「全部おすすめ!」と答えてくれた奥さん。その言葉通りどのパンにも「ファン」のお客さんがついており、あっという間にすべてのパンが嫁いでいきます。ではさっそく、私セレクトのおすすめパンをご紹介いたしましょう。

article074_img02.jpg素晴らしい焼き色が食欲をそそります! 甘さもぼっちりのあんパン。
article074_img03.jpgキリンの首のようになが〜〜い「きりんパン」。ほんのり甘い生地にホイップクリームをサンド。
article074_img04.jpgこちらは偶然居合わせたお客さんのイチオシ「揚げパン」。その方はナント6個も購入していました!
article074_img05.jpg揚げパン超ウマし! 外はカリッと香ばしく、中の生地はモチモチ! 上品なあんこが揚げた香ばしさと絶妙にマッチします。さっきのお客さん、教えてくれてありがとう。

そして、今回はパンに合うご当地ドリンクも紹介したいと思います。パンといえば牛乳! 佐川の牛乳といえば「吉本乳業」の地乳です! 瓶入りだと美味しさが増す気がするのは私だけでしょうか?

article074_img06.jpg「西村製パン所」で購入。冷たい牛乳と揚げパンとの相性は最高。牛さんありがとう!生まれて良かった!

個人的な嗜好で菓子パンばかりになってしまいましたが、ハンバーグやコロッケなどを挟んだ惣菜パンもありますよ。また、こちらのお店は「桜餅」も有名です。3月末〜4月の桜が咲く時期限定で販売されるのですが、町外からもわざわざ買い求める人も多い人気商品。パンも桜餅もぜひ一度ご賞味ください。

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西村製パン所

高知県高岡郡佐川町乙2180
電話 0889-22-0159

越知町【メルヘン】

続いてやって来たのは越知町。商店街にある「メルヘン」は創業30年以上で、現在は二代目となるご店主が優しい奥様と二人三脚でさまざまなパンやケーキを作られています。

article074_img08.jpgパンは一つ一つ個包装されています。親切! ショーケースには華やかなケーキが並んでいました。

こちらでは「地元感」のあるパンに注目! 越知町や仁淀川流域を食べて楽しみ感じられるパンが充実していますよ。

article074_img09.jpg越知町のゆるキャラ「よこジロー」を細部まで再現した「よこジローパン」。チョコクリームとあんこの2種あり。
article074_img10.jpgケーキ?大福? いや、パンです! お隣・佐川町産のイチゴとホイップクリームをサンドした「イチゴメロン」。イチゴの甘酸っぱさが春らしさを感じさせます。
article074_img11.jpgカスタードとみずみずしいフルーツをトッピングした、その名も「フルーツ」。「カヌーをした後、このパンを食べるのが楽しみ」という男性ファンもいるそうです。
article074_img12.jpgお土産には「よこジロークッキー」もおすすめ。パッケージもクッキーもよこジロー型です。

またも甘〜いラインナップになりましたが、ここであえて合わせたいドリンクがコレ! 越知町にある岡林農園の「ぶんたんドリンク」です。ぶんたん果汁がたっぷり入ったドリンクで、爽やかさとほんのりとしたビター感が後口さっぱりにしてくれます。意外かもしれませんが相性抜群です。

article074_img13.jpg「おちの駅」で購入。ぶんたんの味がしっかり広がるドリンクです。ハマりそう。

写真はありませんが「メルヘン」はバーガーやピザパンもおいしいです。お腹がしっかり満たされることもあり、地元の学生さんにも人気だそうです。仁淀川でたくさん遊んだ後に立ち寄ってみてはいかがでしょう?

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パンとケーキ メルヘン

高知県高岡郡越知町越知甲1951−5
電話:0889‐26‐0377
営業時間 6:00〜18:30(土曜・祝日は18:00まで)
定休日 日曜

仁淀川町【サンファミリー きりやま】

最後にご紹介するのは仁淀川町にある「サンファミリーきりやま」。一見すると日用品店ですが、なんと60年もの間手作りパンを焼き続けている老舗店なんです。

article074_img15.jpg日用品店でありながらパン屋であり、さらに地元の人の憩いの場にもなっているお店です。

パンの種類は100種類以上!その中から季節やリクエストに合わせて毎日20種前後のパンを製造しています。店頭での直売だけでなく「いけがわ439交流館」でも販売しており、町内外にファンがいる「きりやま」のパン。どれも甲乙つけがたいのですが、特にオススメのパンをご紹介しましょう!

article074_img16.jpg専用の型で作られている「カップメロン」。昔はどのパン屋にもあったというこの型ですが、今残っているのはわずかのようです。
article074_img17.jpg「カップメロン」の中はあんこ入り。メロンの香りもエレガントに広がります。
article074_img18.jpg仁淀川流域の人はあげパン好き? こちらでもあげパンが大人気とのこと。ふんわり食感で上品な甘さ。飽きがこないおいしさです。
article074_img19.jpg定番人気の「きり山クリームパン」。一口頬張るとバナナの甘い香りが豊かに漂います。

「きりやま」のパンは、味や食感もさることながら「香り」にも特徴があります。それぞれのパンに華やかな香りがプラスされていて、食べると思わずうっとり。田舎生まれのパンだとあなどれないオシャレな味わいです。そんな香り豊かなパンに合わせたいドリンクはこれ!

article074_img20.jpg「いけがわ439交流館」で購入した「仁淀川町の緑茶」。160km以上離れた室戸市の海洋深層水で作られています。

さすが茶所。こちらも香りが素晴らしいです。爽やかな春の陽気にもぴったり。花粉でムズムズしているのも忘れて深呼吸したくなるパン&お茶です。
「きりやま」ではパン以外にもそうめんやシフォンケーキ、桜餅などの手作り商品も人気。会話も楽しい気さくな女将さんが待っていますよ。山の中のパン屋さんへレッツゴー!

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サンファミリー きりやま

高知県吾川郡仁淀川町岩丸44−1
電話:0889-34-2531
営業時間 6:00〜19:30
定休日 不定休

というわけで、今回もお腹いっぱいになりました。ありがとうございます。「レトロ」とは言っても、どのお店も今もたくさんのお客さんに愛されていて活気に溢れていました。これからもいつまでもこの味を楽しませてもらいたい・・・ふんわり優しいパンをかじりながら考えた春の入り口です。

(仁淀ブルー通信編集部 高橋さよ)
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