2016.09.16「日高村オムライス街道」にトマトの神様が降臨じゃ!
その糖度はいちご超えの7以上! 日高村の特産品「シュガートマト」で村おこしをはかろうと2014年にスタートした「日高村オムライス街道」。仁淀ブルー通信の記念すべき第一回目の記事は、このオムライス街道についてでした。(仁淀ブルー通信 第1回『「ひだかオムライス街道」参加選手11プラス1勢揃い!』) 紹介から1年と2ヶ月、プロジェクトに新たな動きがあったので再取材です!
「日高村オムライス街道」を簡単に説明すると、先述のシュガートマトを使った村おこしの一環で、村内の飲食店がそれぞれに趣向を凝らしたオムライスを考案・提供。各店のオムライスを食べて、スタンプをオムライスパスポート・通称”オムパス”に集めれば、店舗数に応じて特典が受けられるというもの。初年度は6店舗からスタートしましたが、今では11店舗に拡大。オムライス販売数は2年間で10万食、経済効果は累計2億円以上にのぼるそうです。
そんなオムライス街道は常に進化し続け、毎年新しい試みでファンを楽しませてくれます。この夏発表された第3弾プロジェクトは「トマトの神様」がテーマ。
ト…トマトの神様? (´・_・`)ハテ??
一聞では理解し難い取り組みですが、実はオムライス街道にはトマトの神様の言い伝えがひっそりと存在していたというのです! その言い伝えを要約すると…
昔々、日高村の猿田洞の湧き水で、おばあさんが大量のトマトを洗っていると、その中に一つだけ光るトマト発見
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おばあさんが胸に抱きかかえると中からトマトの神様登場
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トマトの神様、村のトマトにおいしくなる魔法をかける
これが日高村のトマトがおいしい所以だそう。そしてトマトの神様は時を越え、この夏、フィギュアとなって日高村に降り立ちました。
8月19日、新プロジェクトお披露目会が村内で開催されました。
当日はまず、オムライス大使の委嘱(いしょく)式から。
大使に選ばれた日高村出身の漫画家・くさか里樹さん、オムライス街道のファンだったという地域ブランドプロデューサー(株)TAN−SU代表の山口泰志さん、シンガーソングライターのリベットボタンさんに、戸梶眞幸村長より委嘱状と特製の名刺が手渡され、各自がオムライス街道PRにかけるアツい決意表明をされました。ちなみにオムライス大使の名刺を参加店に持って行くと割引が受けられるそうですよ!
そして、県内の高校・大学生製作によるトマトの神様ご本尊のお披露目と、フィギュアの贈呈式も行われました。フィギュアのベースはほぼ同じものなんですが、各店ごとの特徴を取り入れてあるんです。わずかに微笑みをたたえた表情は、「いいお顔をしていらっしゃる…」そう呟きたくなること請け合い。店頭に鎮座しているので、見かけたらぜひ一緒に写真を撮ってくださいね。ご利益あるかも!?
後光が射しているかと思いきや金のスプーンを背負っていらっしゃいます!(製作:高知大学教育学部芸術文化コース)