2015.11.05グルメなら見逃せない「生姜焼き街道」って知っていますか?

グルメなら見逃せない「生姜焼き街道」って知っていますか?

高知県吾川(あがわ)郡いの町は高知県中央部を貫通する仁淀川の中流域の町ですが、生姜栽培の発祥の地ということは意外に知られていません。約100年前(大正5年)にいの町出身の深田駒次が、生姜栽培にこれまでの小生姜にかえて大生姜を取り入れたことにより、生産が盛んになり、現在では高知県の生姜の全国シェアは約45%、ダントツのNO1なんです。

 ミネラルが豊富な赤土と、紫外線の強い気候、清冽な仁淀川の水に育てられた生姜は香り、風味が抜群で、いの町の自慢の農産物です。その生姜をもっとたくさんの人たちに味わってもらおうと町内の農家と飲食店が協力して昨年11月からはじめたのが「いの生姜焼き街道」プロジェクトです。

article015_img01収穫されたばかりの生姜

 生姜焼きといっても、素材はいろいろ。豚肉だけではありません。鳥肉・牛タン・カツオ、生姜は何にでも合いますから。
 私のお勧めは、熱々で食べてもらいたい『Cafe仁淀ブルーの石焼き生姜焼きビビンバ』ですが、『コンビニMOMAの生姜牛めし弁当』も『おむすび米太郎のしょうが福むすび』も…とどのお店もついつい通ってしまうおいしさなのです。ぜひ、パンフレットを片手にお店をめぐっていの町の生姜焼きをお試しください。

※定休日や売り切れの場合がありますので、事前予約をおすすめします。
今年度は11月1日から平成28年2月29日までスタンプラリーを予定しています。

(仁淀ブルー通信編集委員 杉本奈奈世)
●今回の編集後記はこちら

◆問い合わせ先
暮らしのかけ橋交流館「なないろ」
高知県吾川郡いの町1188 営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜・祝日 TEL:088-893-5716 FAX:088-893-5716
article015_img02生姜畑の収穫風景

article015_img03コンビニMOMAの生姜牛めし弁当
article015_img04Cafe仁淀ブルーの石焼き生姜焼きビビンバ