2015.08.26仁淀ブルーの川風と極上スイーツを楽しめるオープンカフェ

仁淀ブルーの川風と極上スイーツを楽しめるオープンカフェ

楽しかった夏休みももう終わりですが、まだまだ残暑がきびしい季節が続きますね。新学期が始まって最初の週末あたりはどこへ行こうと悩んでいる家族連れも多いことと思います。そこで、知っている人は知っているけど、まだまだ全国的には知られていない(?)仁淀川の上流、仁淀川町土居(旧・池川)地区のスイーツ・スポットを紹介します。

ここは仁淀川でいちばん透明度が高い支流・安居川が流れこむ土居川のほとりに作られたオープンカフェ「池川茶園 工房cafe」。良質のお茶の産地である池川地区の茶農家が経営するかわいらしいカフェです。私は2年前に安居川に遊びに来たときに偶然発見し(笑い)、それ以来大いに気に入って何回も通っています。

まずその「立地」が素晴らしい。お店は透明度抜群の土居川を見下ろせる河畔にあって、野外にもパラソルの下にテーブル席が設けられています。仁淀ブルーの青い川風に吹かれながらお気に入りのスイーツを食べられるというわけです。こんなすてきな立地のカフェは、東京の原宿にも日比谷にもありません(あたりまえですね)。自然に恵まれた仁淀川流域ならではのカフェです。

次に「メニュー」が素晴らしい。自分たちで育てたお茶をメイン素材に開発したおしゃれで安心なスイーツはどれも魅力的で、「今回はあれにして、次に来た時はこれにしよう」と、ついついリピートモードに。こんな斬新なラインアアップは東京の銀座や白金にもありません(あたりまえですね)。

さらにさらにアウトドア好きなひとには楽しみがもうひとつ。お店から30mほど下るとそこはもう土居川の河原。夏の時期には子どもたちの安全な水遊スポットになっています。もちろん大人が遊んでもいいのですが。こんな魅力的な水遊び場は東京のお台場にもありません(あたりまえですね)。

article006_img01仁淀ブルーの水が育んだ上質のお茶で作ったスイーツを、ブルーの川風に吹かれながらいただく至福の時間、ぜひ体験してみてください。高知市内からはクルマで約1時間15分、愛媛県西条市からは1時間半。道路から少し奥まっているので、見つけるのに苦労する隠れ家カフェです。看板を頼りに探す楽しみもあります。

(編集長 黒笹慈幾)

◆「池川茶園 工房cafe」
http://www.ikegawachaen.jp/
通販もできます。
http://shop.ikegawachaen.jp/
article006_img02持ち帰りメニューも充実。定番の茶畑プリン、茶畑ロールがおすすめです。
article006_img03私の注文した「茶畑パフェと霧の薫ほうじ茶バージョン」。朝霧が育てた茶葉をベースにしたソフトクリームに茶団子や黒豆などかトッピングされています。底にはほうじ茶のゼリーが敷いてあります。グラスの冷茶は香り高い自家製煎茶「霧の薫」。

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